【漫画の名シーンから学ぶ】『キングダム』〜「信」と「万極」編〜(ネタバレ注意)

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マンガの名シーンから学ぶシリーズ、今回は『キングダム』の名キャラクター、主人公「信」と将軍「万極」(まんごく)の2人からの学びをお話しします。【ネタバレ注意!】

どんな名シーンから学ぶ?

今回は「秦」対「合従軍」、函谷関(かんこくかん)の戦いのワンシーンから学びます。単行本で言うと27巻。主人公「信」はこの戦いで、過去の恨みの怨念に駆られた趙の将軍、「万極」(まんごく)と対峙します。

この戦いの約20年前に「秦」対「趙」の「長平の戦い」という戦がありました。この戦に勝利した秦は40万人(歴史上は20万人)の捕虜を抱えることになりましたが、なんとこの捕虜の40万人を全員生き埋めにした過去があります。少年兵は助命されましたが、その時の生き残りのみで構成されているのが、この万極軍なのです。

ですから、万極軍の秦に対する恨みは尋常ではありません。倒したと思っても異常な粘り強さで立ち上がってきます。やられたらやり返す、復讐の念に支配された万極は「人間すべてが呪われている」と叫びます。

一方で「信」も万極のそんな姿を見て「この戦乱の世は誰もがそうなり得る」とその気持ちに一定の理解を示します。信も戦争孤児出身の為、戦争を憎み「自分も万極のようになり兼ねなかった。しかし政(秦の王)が自分をここまで引き上げてくれた。そういった存在が万極にはたまたま現れなかっただけだ」と万極を憐れみます。そのような世の中には絶対にしないという事を心に刻み、信は万極を討ち取るのでありました。(多少、話は端折ってますのでご容赦ください)

この名シーンからの学びとは

いきなり壮大な話になりますが、世界を見渡すと戦争の絶えない国も多くあります。日本は恵まれており比較的平和と言えますが、戦争こそ少ないとは言え、資本主義の競争社会による貧富の差の拡大や、ブラック企業の増加などによる、人への恨みや妬み、嫉みなどは多く存在しているでしょう。

現代で言うところの、そういったネガティブな怨念の全てを形にしたようなものが万極の姿です。その心の行き着く先は、自殺や犯罪なのだろうと思っています。

私は今の世の中は、誰もが負の怨念に駆られる人間になり得ると思っています。人生は青天の霹靂です。ちょっとした歯車の組み合わせで、天にも地にも落ちていきます。こんなはずじゃなかったと思ってからではなかなか自分の力では立ち直ることも難しいのです。ネガティブな人間はネガティブな人間を呼び寄せ、更にネガティブなパワーを増幅させていきます。身近で言うと、どこに行っても周りの悪口を言っているような人間はこれに当たります。こういった考え方はクセになり、負のスパイラルに陥り抜け出せなくなります。これが万極軍です。

しかし、逆も然り。「人との出会い」で、自分の人生がどんどん良い方向に向かっていくパターンもあります。戦争孤児の信が国王、政との出会いにより光ある人間に変われたように。逆にポジティブな人間はポジティブな人間を呼び寄せ、更にポジティブパワーを増幅させていきます。これが信率いる飛信隊です。

信と万極の出会いが戦場でしたので信は討ち倒すしかありませんでしたが、戦争以外で出会っていたとしたら、何か万極も変わることがあったかもしれません。これは万極の闇の深さか、信の光の眩しさか大きい方に引っ張られるのでしょうが、可能性はゼロではなかったと思います。

この名シーンでの学びは「人との出会いが人生を変えていく」ということです。

この学びをどう活かすか

この話を究極まで詰めると、政治の話になってしまいます。私は政治家ではありませんから、そういった世の中を変えよう!といった大義は持ち合わせておりません。世の中の自殺者や犯罪者を減らそう!などとも意気込む気もありません。しかし、自分のできることはしたいと思っています。

やはり自分の周囲でこのような事が起こってしまったら、それはもの凄く悲しい事です。少しでも多くの人に会って話したり、気にかける事で、救える命があるのであればそれはやっておきたいなと。ですからこのブログを読んで頂いた皆さまにも、自分と関わる人間には最低限、気にかけて頂きたいと思います。そして「一期一会」という言葉を大切にしていきたいと思います。共に政や信に習い、ポジティブな光を周囲にお裾分けしていきましょう!

良い轍も悪い轍も、誰かの役に立ちますように。

新世代ライフプランはwadachima.com(ワダチマドットコム)

それではまた。

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