【漫画の名シーンからビジネスを学ぶ】『キングダム』〜「信」と「桓騎」編〜(ネタバレ注意)

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2019年4月19日に実写版映画が劇場公開され、ますます人気爆発の原泰久さん作の漫画『キングダム』。漫画好きの筆者も大好きな作品の中の一つ、いや、もはや私の中では今一番熱い漫画です。(こんなに熱いのはジョジョ以来や!)

そんなキングダムですが、各場面において「これはビジネス書か!?」という程に、ビジネスシーンにおいて学べることも多く、いつも勉強させて頂いております。今回はそんなキングダムの名キャラクター、主人公「信」と将軍「桓騎」(かんき)の2人から学べることをお話しします。【ネタバレ注意!】

どんな名シーンから学ぶ?

今回は「趙」対「秦」の黒羊丘の戦いのワンシーンから学びます。巻で言うと44巻。主人公「信」は下僕の身から大将軍を目指していますが、その過程では様々な将軍の下で戦を重ねていきます。

そんな中、黒羊丘の戦いでは元野党団の頭領という異色の経歴である「桓騎」の下に就くことになりました。桓騎の性格は仲間ながら極悪非道で、目的の為なら手段を選ばないタイプの将軍です。敵軍への過剰な拷問や殺戮を平気で行いますが、そのカリスマ性からか部下からは慕われています。

桓騎は互いに部下を交流させる為に、信の部下の「尾平」と桓騎の部下の「那貴」の一派の配置を交換させました。その後、一つの事件が起きます。

桓騎は作戦のため、敵国の一般市民を虐殺しました。曲がった事が許せない信は、桓騎のところへ殴り込みに向かいますが、そこには敵国の市民から盗んだアクセサリーを持っていた尾平の姿が…。信は「お前はクビだ」と尾平を殴りつけ去ってしまいました。

尾平はこの一連の出来事で苛立ち、もう田舎へ帰ろうと歩いていると、信の悪口を言っている桓騎兵と遭遇します。隊長をバカにされた尾平は怒りが湧き、その兵に殴り込みに行きますが返り討ちにあいボコボコにされてしまいます。しかし、命まで奪われそうになった尾平を助けたのは桓騎軍の那貴でした。その後、那貴に助けられた尾平は信に諭され元ある場所へ。那貴は熱く志の高い信に感化され、この戦後には桓騎の下を離れ、信の下へ付くのでありました。(多少、話は端折ってますのでご容赦ください)

この名シーンからの学びとは

「志」とその「質」が、人を感化させる。

目標や目的が例え同じであっても、志やその為の手段は全く別物で、人それぞれだという事です。信や桓騎も大将軍になる事や、戦に勝つという目標や目的は一緒ですが、その為に歩く道程は全く違います。桓騎は勝つ為に手段を選ばない為、人道に反した行為でも何でもします。

これはビジネスシーンのリーダーシップにおいても同じ事が言えます。どんな手を使ってでも結果さえ出す。それはすごい事です。そこにストイックであり、且つカリスマ性を放っているのが桓騎のやり方です。しかも、桓騎は他を圧倒する程の結果を出します。少しこの道はセンスや才能がモノを言いそうな世界です。

一方、信は桓騎のそんな姿を見て自分の目指す道が確信へと変わりました。陵辱や虐殺など無い、カッコイイ大将軍になるという志を再度掲げています。これが結果に繋がるかどうかは別の話として、例え遠回りをしたとしても「譲れないもの」があるかどうかは重要です。その質と熱量が人を動かす力になるでしょう。自分を信じて、質を磨き、熱量を増やす。これは正直やる気次第では誰でもマネする事ができます。ここに学ぶべきところがあります。

今回の例はリーダーシップという点で、結果的には、信に軍配が上がりました。両方の軍に触れた尾平と那貴は信についていく事に決めています。このシーンでの学びは人を動かす力、「志」とその「質」の大切さです。

わだちま(筆者)はこの学びをどう活かしたか

私のエピソードを少しお話ししますが、以前このブログの仕事関連で、電子書籍のオファーを頂いたことがあります。私にとってメリットだらけの提案を頂き、とてもありがたい案件でした。しかし、とある質問をした際にその方は個人の方にも関わらず、「弊社」という言葉や「我々」という言葉を使いました。

いまいちそこだけが信用できず「弊社や我々とはどういう意味ですか?その説明文はどこかの会社のコピペか何かですか?」と聞くと、回答は「私は個人です。誤解をさせてしまい申し訳ありません」のみ。いや、誤解ってどういう誤解?弁明してよ、と思いながら「なぜその言葉を使ったのか、経緯を教えてほしい。信頼なくして仕事はお願いできません。」と少し問い詰めたような質問をすると、弁明もなく、返事が来なくなりました。何か後ろめたさがあったのか、若しくはとても合理的な考えの方なので、返して来なかったのだろうと思っています。

この一件で私はキングダムの今回のシーンを思い出しました。私にとってのメリットである「損得勘定」で動くのではなく、「嘘をつかない」という自分の「志」を守ることが大切である、ということ。そして、例えビジネスパートナーであっても、自分と関わる人はどうせ付き合うのであれば、心を裸にするような透明性のある付き合いをしたい。そう思いました。

確かにビジネスは互いのメリットさえ合えば合理的ですし、Win-Winでウハウハなズブズブの関係になれます。しかしここで言いたい事は、例え合理的でWin-Winウハウハだったとしても手段と人は選ばないのか?というところ。自分の「志」に、もし触れる場面に遭遇したとしたら、そこは守るべきで、妥協してはいけないと思っています。そして、それがその人らしさであり、その人の「信頼」へと繋がるのだろうと。

もしキングダムに出会っていなかっとしたら、エサを与えられれば、簡単に乗ってしまうような安い人間になっていたのかもしれない。そんなことを「信」と「桓騎」に学ばせて頂きました。いや〜キングダムマジ熱いですわ〜。

今後も漫画から学ぶシリーズを書いていこうかなと思っています。(^^)

良い轍も悪い轍も、誰かの役に立ちますように。

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それではまた。

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