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昨今、老後資金が2000万円足りないと話題になっていますが、この数字を聞いて他にも足りないものがある事を思い出しました。
私には生後5ヶ月になる娘がいますが、子供が産まれる喜びも束の間、誰もが必ず考えていかなければならない事は子供の教育資金です。ウワサでは1人2000万円かかるって聞いたことがあるけど、実際はいくらかかるの?と気になっている方も多いと思います。
今回の記事では、実際にいくらかかるのか、ザックリと筆者の場合を参考に教育資金を計算してみます。
保育園(0〜2歳)
保育園の料金は世帯所得や、認可・認可外などの保育園の種類、子供の年齢や預ける時間・人数など様々な条件により変わります。ですから一概にいくらとは言えないんですね。また、児童待機問題やパート代が全て保育料で消えてしまったという話も聞く中、4ヶ月の娘がいる私もまだこの件は検討中であります。
ベネッセのサイトによると子供1人世帯の平均は月/22,381円となっていますが、数字のきりが良いので今回は月/25,000円で計算してみます。参考↓↓↓
ベネッセ情報教育サイト、年収によって変わる保育園の費用!ズバリ平均おいくら?
仮に保育園に2年間通ったとすると、
25,000×12×2=60万円
という事になります。
幼稚園 or 保育園(3〜5歳)
3〜5歳の幼稚園、又は保育園は2019年10月から無償化となるようです。しかし、利用料の無償化と言っても給食費や交通費、その他教科外活動費は無償化の対象外となります。
文部科学省の28年度子供の学習費調査によると、幼稚園の学習費の平均は公立で年/約23万円、私立で年/約48万円です。
また、無償化になる額の平均については公立で年/約6万円、私立で年/約22万円
3年間でかかるお金は
公立:(23万-6万)×3年=57万円(月/1万6千円)
私立:(48万-22万)×3年=78万円(月/2万2千円)
ワンポイントアドバイスとしましては、ここで幼稚園代が安くなったからと言って、あっラッキーと安堵するのではなく、無償化になった額(公立18万円、私立66万円)は、その後の教育費用として貯めておくことをお勧めします。盲点ですが、先に得をしてしまうと贅沢をしてしまいがち。後々苦しくなっていく人が大量に発生する事は簡単に想像できます。この記事を読んだ方は、そんな事のないように、賢く周囲との差をつけて行きましょう。
無償化についての詳細はこちら↓↓↓
小学校
小学校でかかるお金は公立で年/約32万円、私立で年/約153万円です。
小学校6年間で計算すると
公立:32万×6=198万円(月/2万7千円)
私立:153万×6=918万円(月/12万7千円)
ってか、私立小学校って公立との差が凄い…
中学校
中学校でかかるお金は公立で年/約48万円、私立で年/約133万円です。
中学校3年間で計算すると
公立:48万×3=144万円(月/4万円)
私立:133万×3=399万円(月/11万1千円)
高校(全日制)
高校でかかるお金は公立で年/約45万円、私立で年/約104万円です。
高校3年間で計算すると
公立:45万×3=135万円(月/3万7千円)
私立:104万×3=312万円(月/8万7千円)
大学
大学は種類によって大きく差が開きます。国公立は年/約115万、私立文系は年/約160万、私立理系は年/約185万、私立短大は年/約151万、私立医科歯科大は年/約395万です。これに初年度のみ入学料25万を付け加えます。(医科歯科大は初年度+500万)また、一人暮らしをさせる場合は年/84万を付け加えます。
国公立:115万×4年+25万=485万円
私立文系:160万×4年+25万=665万円
私立理系:185万×4年+25万=765万円
私立医科歯科大:395万×6年+500万=2,870万円
…どうか我が子は医科歯科大を目指さないでくれ… あ、我が子ならそんな頭良くならないか。ww
合計は?
教育費は子供の進路や家庭内の教育方針により様々です。これまでの自分に合った数字を当てはめて計算してみましょう。
ちなみに上記の数字は習い事などの時間外費用の平均も加えてあります。この金額で人並みの習い事が出来ます。
また、見積もり方のポイントですが、可能性のあるものは値段の高い方で備えた方が良いでしょう。もし公立で備えていたが、私立しか行けなくなってしまった…でもお金がない!なんてことになってしまってはいけません。逆であれば、お金は余る訳ですから備えあれば憂いなしです!
それでは、我が家の見積もり額ですが
保育園→私立幼稚園→公立小中学校→私立高校→私立理系大学(賃貸)
で見積もってみたいと思います!
60万+78万+198万+144万+312万+765万+84万×4=1,893万円
なんと、本当に約2,000万円かかってきました!こう比べてみると、特に大学が非常にお金が吹き飛んでしまうことがわかります。年々学費も高騰しているようですから、私なんかは丁度2,000万円位かもしれません。皆さんもこの情報を用いて、ある程度の教育資金を調べてみてはいかがでしょうか。よし!パパはお仕事頑張りましょう!
参考資料↓↓↓
・私立大学等の平成29年度入学者に係る学生納付金等調査結果について
・日本政策金融国庫、教育費負担の実態調査結果(平成30年度)
次ページではその教育費の捻出方法や捻出時期について考えていきます。↓↓↓
【教育資金をどう貯める?】積み立てNISA一択という選択肢!
良い轍も悪い轍も、誰かの役に立ちますように。
新世代ライフプランはwadachima.com(ワダチマドットコム)!
それではまた。
老後資金の捻出方法はコチラ↓↓↓