【男性必見!】これから不妊治療を始める人が覚悟しておくべき3つの負担

この記事は約 5 分で読めます。

近年、若い方でも不妊治療を始める方が多くなっています。かく言う私も29歳から3年弱という年月の間、不妊治療を経験をしました。私の場合は気軽に始めてしまったが為に、実際には想像以上の負担がありました。今回はそんな不妊治療に掛かってくる負担を大きく3つに分けてご紹介します。特に私が男性という事もありますから、これから不妊治療を始める夫婦の男性にこそ読んで頂きたいと思っています。

経済的負担

まずは経済的負担についてです。当然ながら、不妊治療にはお金が掛かります。実際にどれくらい掛かるのかというと、人により様々で、治療期間と内容により変わってきます。金額は下は10万以下から、上は500万以上とその差は大きく開きます。

この掛かる金額を初めて聞いた方は、金額の大きさにビックリする方も多いと思いますが、必ずしも500万円を支払わなければならない訳ではありません。人により経済状況は違いますから、まずは夫婦でよく話し合い、どこまで不妊治療にお金を掛けられるのかを決める事が大切です。概ね、100万円前後があれば、最後の段階の体外受精までは進めることができると思います。また、自治体などの助成金もありますのでご活用ください。

各治療法の大まかな費用については、こちらの過去記事↓↓↓

「不妊治療に伴う費用の目安は?一般的に掛かる3つの治療費」

にまとめました。良かったら参考にご覧ください。

身体的負担

次に身体的負担です。身体的負担は女性の方が大きく掛かります。注射を何度も打ったり、内部に器具を入れられたり、激しい痛みを伴う治療をしたりと本当に大変です。

一方、男性はと言うと特に異常がなければ「種の提供」、これくらいです。提供方法は、家から持参する方法と病院で採取する方法の2種類があります。後者を選択すると病院内の個室を案内され、そこで採取をすると言う特別な体験ができます。シュールなので是非1度、体験してみてください。

話を戻しますが、男性は上記のように大した負担はありません。出産自体もそうですが、今後は男性に比べて女性の負担が非常に大きく掛かってきます。ですから男性は「大丈夫?」「負担になってない?」などと声を掛けたり、気分転換にどこかに出かけたり、奥さんの大好きなものを食べに連れて行くなどして、常に気に掛けて頂くと良いと思います。

時間的負担

次に最後の項目、時間的負担です。不妊治療は授かるまで終わりのない、ある意味ギャンブル的なものです。つまり、授かるか、諦めるかのどちらかまで人生の中の貴重な時間を費やす事になります。これがまだ半年、1年なら耐えられるかもしれません。しかし、2年も3年も経ってくると本当にいつまで続くのだろうかと不安も募ってきます。

私達夫婦の場合はお互いにのんびりした性格という事もあり、マイペースに続けていました。しかし結論から申し上げますと、不妊治療は「短期集中」がオススメです。なぜならダラダラと時間を費やしてしまう事は、様々な事へのモチベーションの低下や仕事にも悪影響を及ぼす恐れがあるからです。

特に女性の場合は不妊治療に寛容な職場でない限り悩みが多いと思います。ワークライフバランスが崩れてしまうという事も、女性だけが背負う負担です。

例えば、「女性の日」の5日以内の来院を指定されたりします。つまり突発的な休みを申し込まなければならない場面が多く出てきてしまうのです。そうなると、必ず職場への相談は必須となります。しかし、ナイーブな話なので中々相談もしづらい。そして、大半の場合は突発的な休みに対して、代わりの仕事を誰かがやらなければならないと思います。

始めは快く受け入れてくれるかも知れません。しかし、1ヶ月2ヶ月ならどうでしょうか。1年も2年も続けばどうでしょうか。必ず心ない声も出てくるでしょう。ですから、特に真面目な方は周囲に迷惑を掛けられないという思いも強くなってしまい、いっそ辞めてしまおう、という事にもなりかねません。(現状、生産年齢人口現象に伴う人材確保の観点に鑑みれば企業側はダイバーシティを早急に整備をしておくべきと思いますが…。)以上の事から、特に仕事を辞めない方はトラブル防止のためにも短期集中が良いのではないかと思います。

上記のような問題は女性のワークライフバランスの難しさの一例に過ぎません。女性は男性よりも、「子のない人生」を本気で考え、決断しなけらばならない環境に立たされているのです。つまりここで男性に出来ることは、妻の気持ちを理解し、出来るだけ寄り添う事です。私も妻同様、自分の人生に「子供が本当に必要なのか」を一緒に本気で考えました。その詳細は過去記事にも記載しています。↓↓↓

「子の無い人生」を本気で考えた日

私の妻の場合も、上記の例のように結局は仕事を辞めてしまいました。上司が独身男性という事もあり、相談しづらかったようです。(実際は独身という偏見から相談できなかったのではなく、人望なのだろうなとは思いますが…)

兎にも角にも、時間的負担は特に女性の仕事面に強く影響してしまいます。

まとめ

今回は3つの負担を挙げましたが、これらがすべて繋がると最終的には「精神的負担」となります。精神的負担は下記のような計算式で導かれます。

(経済的負担+身体的負担)×時間的負担=精神的負担

今回の記事をまとめますと

・不妊治療にはお金身体的な負担が掛かる

・掛かるお金は10万円以下~500万円以上とピンキリ

・特に異常がなければ男性は身体的負担はほぼなし。

・不妊治療の期間が長ければ長いほど、その分が精神的負担となる。

女性は男性の倍以上の負担が掛かる。男性はその事を理解し、支えよう。

いかがでしたか。実際に私が不妊治療を経験して思った事は、本当にこの世界はシビアで残酷な世界だということです。不安をあおるつもりでは無く、これから始める方には是非ともこの負担を事前に把握し、覚悟を持って乗り越えて頂きたいという私の想いがあります。また、まだまだ不妊治療のしやすい職場が少ないのではないか、との現状にも触れました。このブログや当記事が不妊治療をしやすい社会へと繋がる、1つの灯火となれたら幸いです。長くなりましたが、最後までお読みいただきましてありがとうございました。これからもライフプランの参考になるような情報を発信していきます。

良い轍も悪い轍も、誰かの役に立ちますように。

新世代ライフプランはwadachima.com(ワダチマドットコム)!

このエントリーをはてなブックマークに追加