不妊治療に伴う費用の目安は?一般的に掛かる3つの治療費。

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不妊治療をこれから始めようと思っている方が気になることの一つ、それは費用がどのくらい掛かるのか。ウワサでは結構かかるって聞くけど、実際はどうなの?基本的に行う3つの治療について、金額の目安を紹介していきます。

その3つの治療とは「タイミング法」、「人工授精」、「体外受精」の事で、不妊治療は基本的にこの順番で進めていきます。

それでは1つずつ見ていきましょう。

タイミング法は1回につき数千円

「タイミング法」は医師の指導のもと、身体の調子を検査した上で、妊娠しやすい日を的確にアドバイスしてくれる方法です。(保険適用)医師からは「この日に仲良くしてください」や「この日にタイミングを取ってください」など、オブラートに包んで言って頂けます。

タイミング法自体は数千円ですが、それ以外の様々な検査費用により、月に1万円弱は掛かってきます。この療法は長くても1年間です。従って、約10万円ほど用意しておけば、間違いなく問題はないでしょう。

 

人工授精は1回につき1〜2万円

「人工受精」は、活きの良い「種」を厳選し、卵が身体の中で作られた良いタイミングで、すぐ傍に直接種を流し入れ、赤ちゃんを出来やすくする方法です。(これでも受精確率は5〜10%程度、30代では10〜15%程度と言われています。平成30年情報)費用は一回につき1〜2万円(保険適用外)、ちなみに私は1回1万4千円でした。通常多くても6回くらいまでが妥当な回数ですので、こちらも約10万円ほどの用意があれば問題ないと言えます。

更に詳細について知りたい方はこちらをご参照ください。↓

mamari(人工受精とは?メリットデメリット)

体外受精は1回につき20〜60万円

「体外受精」は文字通り、体外で受精させ、その受精卵を体内に戻す方法です。ここからは1回20〜60万(病院による)と高額になってきます。(保険適用外)「医学が発展しているし、高い金払うんだから、これでもう赤ちゃん出来るでしょ?」と思うかもしれませんが、ここでも成功率は全体の約30%と低めなのです。この確率は、何回挑戦しても恵まれない方も含めての確率ですから、イメージすると「できる人はできる、できない人はできない」といった感じです。また、35歳以上の方は確率がグンと下がってきます。

初回は採卵をするので約50万程かかりますが、2回目以降は移植のみとなり10万円前後となります。(採れた卵の数によります。)また、採卵した卵を凍結し、維持するのにも2万〜5万円の費用が掛かります。

助成金は各自治体の役所にて

不妊治療費助成金については、助成対象者、申請手続き方法、金額等、各自治体によって様々です。以下のリンク先にて各自治体の詳細をご確認ください。(以下リンク先にない自治体の方は、各役所にてご確認ください)

 

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結局は合計いくら掛かるの?

不妊治療で掛かるお金がいくらなのか。これを正確に見積もることは出来ません。なぜなら答えは、不妊治療は「子を授かるまで」「諦めるまで」続くからです。残酷な世界ですが、授かれない場合にはいずれ「お金」と「子供」を天秤に掛けなければならないのです。

では、実際にどれくらい支払っている人が多いのか、割合を見ていきましょう。

参照:マイナビニュース

画像をご覧の通り、物凄くピンキリだという事がわかります。10万未満〜500万以上というほどに差がありますし、1番ビックリするのは100万以上払っている方が7割近くになっている事です。

しかし、このデータにも不妊治療を行っている方の多くが高齢であるという事実が隠されています。私が通っていた病院では、卵子の質は32歳、妊娠率は35歳をピークに下がっていくと言われました。35歳以上の方はある程度の金額を想定した方が良さそうだと言えます。助成金もありますし、100万円前後の用意があれば1度目の体外受精までは進めるのではないかと思います。

まとめ

不妊治療費は人によって掛かる金額が様々です。原因がはっきりしない場合はある意味、「運任せ」と言っても過言ではありません。まずは自分達がどこまで頑張れるのか、いくらまで支払えるのかを夫婦で話し合い、予算を決めることが大切です。

決めた予算以上に掛かりそうな場合には、残酷ですがそこからはギャンブルのようなもの。続けるか、子のない人生を歩むのか、又は養子を授かるか、といった選択は各々の判断となります。お金は自分の人生を豊かにするための手段です。不妊治療を経験される方は、自分達の人生はどういう人生が幸せなのか、改めて考えてみるいい機会なのかもしれません。今記事が、これから不妊治療を始める方にとって、ライフプランを考えて行く為の参考の一つになれたら幸いです。ご健闘をお祈りします。

それではまた。

ライフプランはwadachima.com(ワダチマドットコム)

 

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